九州弁護士会連合会(九弁連)は、九州・沖縄地区(福岡高裁の管轄区域)
8県の弁護士会によって構成される弁護士会の団体です。

理事長の御挨拶

九州弁護士会連合会
理事長 内田光也

理事長 内田光也

九州弁護士会連合会の2020年度(令和2年度)の理事長に就任しました熊本県弁護士会所属の内田光也です。

九弁連は1948年に発足以来満72年を迎えます。弁護士法第44条には、「同じ高等裁判所(全国で8高裁)の管轄区域内の弁護士会は、共同して特定の事項を行うため、日本弁護士連合会の承認を受けて、弁護士会連合会を設けることができる」と定められ、これを受け、九州弁護士会連合会(九弁連)は、九州・沖縄地区(福岡高裁の管轄区域)における8県の弁護士会によって構成される弁護士会の団体として設けられているものです。

九弁連は、管内の各弁護士会の連絡及びその所属会員間の協調、法律制度の改善・人権擁護に関する事項、弁護士及び弁護士法人の品位保持や業務改善に関する事項などを行うことを、目的としています。

九弁連は、上記のうち「法律制度の改善・人権擁護」の目的を果たすため、人権擁護、高齢者・障がい者支援、子どもの権利、犯罪被害者支援、両性の平等・男女共同参画社会の実現、消費者問題など市民の皆様の権利擁護に関する問題など、また司法制度や憲法問題等の法制度に関する事項などについて情報収集、調査・研究を行う委員会・連絡協議会等(計29)を設け、弁護士の使命である基本的人権の擁護と社会正義の実現のための諸活動に積極的に取り組んでいます。

そして、九弁連のこれらの調査・研究などの成果は、各弁護士会内における共有に留まらず、時機に応じ、各県の枠を超えて、市民の皆様に向けても多くのシンポジウムやフォーラムを開催するなどして情報を発信しています。その主なものとして年1回開催される九弁連定期大会の際のシンポジウムを紹介します。

昨年は、沖縄県にて九弁連定期大会が開催されました。シンポジウムでは全国的に深刻な問題となっている「子どもの貧困」をテーマとして取り上げ、現状の理解を深め今後の課題が議論され、同大会において「子どもの貧困を解消し、全ての子どもが健やかに成長し発達する権利の実現を求める決議」がなされました。また同大会においては、その他にも「ハンセン病病歴者の家族の被害回復を求める決議」及び「現在の再審制度の問題点を踏まえ、再審に関する法整備を行うことを求める決議」もなされ、これらを全国に向け発信しました。

そして、今年度九弁連定期大会は、2020年(令和2年)10月9日に熊本市内で開催されます。シンポジウムのテーマは、自然災害における被災者支援、とりわけ「災害ケースマネジメント」の制度化に向けた取り組みを中心に行う予定です。地震、豪雨、台風など、毎年、全国各地で自然災害が発生し、甚大な被害をもたらし且つ被害が広域化しています。熊本地震における被災地としての経験を踏まえ、自然災害を幅広く対象とし、弁護士会が他の諸機関・団体と連携していくことの重要性について議論を深め、一定の提言を行う予定です。市民の皆様におかれましても、参考にしていただきたく、是非とも足をお運びくださいますようお願いいたします。

この他にも、九弁連は、委員会・協議会等の活動の成果を発表し協議を行う場として多様なシンポジウムやイベントなどを随時開催しています。このHPにおいて、それらのシンポジウムやイベントに関する情報をお知らせしています。是非、ご参照いただきまして、ご参加くださいますようお願いいたします。

市民の皆様がこのHPをご活用されるとともに、九弁連に対するご意見、ご指導を賜りますようお願いいたします。

一年間、九弁連の運営に全力で取り組んで参りますので、ご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

2020年(令和2年)4月1日

九州弁護士会連合会

〒810-0044
福岡市中央区六本松4-2-5
福岡県弁護士会内
TEL: 092-741-6416 /FAX: 092-715-3207

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