九州弁護士会連合会(九弁連)は、九州・沖縄地区(福岡高裁の管轄区域)
8県の弁護士会によって構成される弁護士会の団体です。

理事長の御挨拶

九州弁護士会連合会
理事長 森本精一

理事長 森本精一

九州弁護士会連合会(九弁連)の2021年度(令和3年度)の理事長に就任しました長崎県弁護士会所属の森本精一です。

日本の弁護士・弁護士法人は、全国52の弁護士会のいずれかに所属すると同時に、全国組織である「日本弁護士連合会」(日弁連)にも所属しています。

日弁連は、国家機関から監督を受けない「弁護士自治」を有し、この自治権の下に、弁護士会及び弁護士等の指導及び監督を行い、様々な諸課題について活動しています。

これに対し、九弁連は、九州・沖縄地区(福岡高裁の管轄区域)における8県の弁護士会によって構成される弁護士会の団体として設けられているものです。

日弁連の活動をサポートする一方、地域における諸課題に取り組むと共に、管内の各弁護士会の連絡及びその所属会員間の協調、法律制度の改善・人権擁護に関する事項、弁護士及び弁護士法人の品位保持や業務改善に関する事項などを行うことを、目的としています。

九弁連の最も重要な活動の担い手は、委員会又は連絡協議会であり、人権擁護、高齢者・障がい者支援、子どもの権利、犯罪被害者支援、両性の平等・男女共同参画社会の実現、消費者問題など市民の皆様の権利擁護に関する問題など、また司法制度や憲法問題等の法制度に関する事項などについて情報収集、調査・研究を行う委員会・連絡協議会等(計29)を設け、弁護士の使命である基本的人権の擁護と社会正義の実現のための諸活動に積極的に取り組むとともに、「弁護士自治」の内実ともいえる充実した活動を市民目線で行っています。

昨年から新型コロナウィルスの影響により、九弁連の活動も制約を受け、集合形式で行うことができず、感染を防止つつWEBを利用した会議が主流となりつつあります。当初2020年(令和2年)10月9日に熊本市内で開催が予定されていた、第73回九弁連定期大会も2021年(令和3年)2月26日に変更になり、WEBを利用して行われました。同日「災害における弁護士・弁護士会の役割」という内容でシンポジウムも開催されました。熊本地震における被災地としての経験を踏まえ、自然災害を幅広く対象とし、弁護士会が他の諸機関・団体と連携していくことの重要性について議論を深め、一定の提言を行うことを目的としたものでしたが、今般のコロナ禍における弁護士会活動の、初動の在り方、法テラスや日弁連、行政との連携を含めた内容となり、より時宜にかなったものとなりました。

今年度の第74回九弁連定期大会は、2021年(令和3年)10月22日に長崎市内で開催が予定され、新型コロナウィルスの感染が終息しない中、引き続きWEBを利用した大会になる予定です。

同日行われるシンポジウムの内容は、高齢化社会において、身寄りのない高齢者や、子供が遠方に居住している等の理由で迷惑をかけたくないと考える高齢者,さらには事務処理負担を軽減したい医療機関や介護施設等にとって,高齢者サポート事業のニーズが高まっていると考えられるところ、その高齢者サポート事業に関する法的問題点も検討し、今後の課題を探っていくことを内容としています。

新型コロナの関係で一般の方の参加はご遠慮いただく予定ですが、医療機関や介護施設を含めた市民の皆様におかれましても、シンポの内容を参考にしていただきたく何らかの発信方法を検討していきますので、その時には是非ご覧ください。

コロナが終息するまでのしばらくの間、九弁連の皆さんともなかなかお会いすることも難しく、懇親を深めることができませんが、危機的状況の中にこそ「九弁連は一つ」というスローガンにあらわされる一体感をもって皆さんと一緒に九弁連の活動の充実に努めていきたいと思いますので、1年間宜しくお願いします。

また、理事会におきましては、各会を代表する常務理事・理事の皆さんと協力し,風通しのよい会務運営を心がけて行きたいと思いますので,会務運営へのご協力もお願いいたします。

2021年(令和3年)4月1日

九州弁護士会連合会

〒810-0044
福岡市中央区六本松4-2-5
福岡県弁護士会内
TEL: 092-741-6416 /FAX: 092-715-3207

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