あさかぜ日記
弁護士法人あさかぜ基金法律事務所 社員弁護士 滝本祥平
直近のあさかぜ
弊所所属の藤田大輝弁護士は、令和7年3月頃、対馬へ赴任することが決まりました。赴任する弁護士がいる以上、新人弁護士を採用しなければなりません。11月下旬に開催された東京三弁護士会オンライン就職合同説明会では、2名の修習生が法科大学院で受けた講義により司法過疎問題に関心を持ち、当事務所のオンライン説明会に参加されました。
また、11月のあさかぜ研修として福岡城南法律事務所において西野裕貴弁護士から解雇のテーマで講義を受けました。さらに、研修から数日あと、労働事件の共同受任までしていただきました。このように、あさかぜの養成体制は指導担当以外の弁護士から提供されるOJTの機会をもらっています。
1年ぶりの自己紹介
ちょうど1年前の月報に自己紹介を掲載しました。改めて自己紹介させていただきます。
生まれも育ちも北海道札幌市です。札幌には10の 行政区があり、私が育ったのは手稲区です(画像1実家からの眺望)。そして、地元の小中を卒業し、地元の進学校である札幌西高校→浪人1年→北海道大学法学部→同大学大学院のロースクール既修者コースへ飛び入学しました。このように、司法試験受験まではだいたい道民として人生うまくいっていたのですが、司法試験とは相性が悪く、合格まで何度も挑戦をせざるを得ませんでした。
合格後、修習地が仙台となってしまい、生まれて初めて道外で生活することになりました。そして、道外でも生きていけるんだなと確信をすることができました。とはいえ、北海道をはなれると、画像2(士別市郊外の風景令和4年4月2日)のような一面の雪景色を見るだけで満足するぐらい北海道への愛着が高まりましたから、いずれは帰るという思いが強まったのです。そこで、司法過疎対策に関心が従前よりあった私は、東京八王子に本部があり、北海道士別支部へ赴任させる新人を募集していた事務所に応募し、採用していただきました。そこで、数年間八王子で居住したのちに士別へ赴任するつもりでいました。
ところが、事情により事務所を辞めざるを得ないことになりました。ちょうど、そのころ、あさかぜ基金法律事務所で所員が不足していた事情を聞いて応募し、中途採用していただくことになったのです。
九州を離れたくない人と結婚するといった特段の事情ない限り、いずれは北海道へ帰るつもりです。それでも、九州弁護士会連合会とりわけ福岡県弁護士会には大変お世話になり経験を積ませていただいていますので、1年後くらいに壱岐へ赴任し、さらに2年後に北海道のひまわりへ赴任というのが今のところの最有力シナリオになっています。会員の皆様にはご支援とご指導をどうぞよろしくお願いします。