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公設事務所便り

あさかぜだより ~弁護士法人あさかぜ基金法律事務所~

弁護士 中嶽 修平(ナカタケ シュウヘイ) 66期

はじめに

九弁連ホームページをご覧の皆様,はじめまして。あさかぜ基金法律事務所に勤務する弁護士の中嶽修平と申します。司法修習期は66期で,実務修習地は熊本でした。

私は,弁護士になる前,熊本県人吉市役所に勤務していました。人吉市役所では,税務課に所属しており,主に住民税,国民健康保険税や軽自動車税などの賦課事務を担当していました。また,人吉市役所時代には,消防団に所属し,地域作り活動に参加するなど,地域住民とのつながりを大切にしてきました。年末には消防団の行事に参加するなど,現在も交流が続いています。

あさかぜ基金法律事務所について

あさかぜ基金法律事務所は,九弁連が,その管内の弁護士過疎地域に派遣する弁護士を養成するために基金を作り,その基金から資金を拠出して設立した都市型公設事務所です。

当事務所の所属する弁護士は,福岡県弁護士会所属のベテランの弁護士数名による指導の下,2年程度の養成を受けた後,九弁連管内の弁護士過疎地域に赴任します。そのため,当事務所の所属弁護士の構成は毎年変わります。現在は,65期が2名,66期が2名,事務局が2名の合計6名体制となっています。昨年までは,女性弁護士が所属していましたが,現在は,男性弁護士のみとなっています。そのため,多少,むさ苦しくなっていますが,その分,ざっくばらんに気軽に話し合える雰囲気なので,私自身としては,とても仕事がしやすい環境だと思っています。

日々の業務について

平成25年12月19日に当事務所に入所し,早くも10か月が経過してしまいました。指導担当の先生方との共同受任事件,兄弁との共同受任事件や法律相談からの受任事件など,それなりの種類と数の事件を受任するようになりました。事件の種類としては,離婚,債務整理,遺産分割,交通事故,一般不法行為,成年後見申立,交渉,刑事事件や少年事件など,民事事件・刑事事件を問わず多岐に渡っており,たくさんの経験を積むことが出来ています。

私は,現在,刑弁委員会,憲法委員会,犯罪被害者支援に関する委員会,司法修習費用給費制復活緊急対策本部に委嘱されており,これらの委員会にも可能な限り参加しています。特に,憲法委員会は,特定秘密保護法や集団的自衛権など,世間の注目を集める問題を取り扱っており,非常にやりがいをもって参加することが出来ています。

また,事務所の運営に関して,弁護士会議や事務所会議を開催しています。弁護士会議とは,当事務所の所属弁護士による会議で,利益相反の確認,共同受任事件の進捗報告や事件の情報共有など行っており,月1回のペースで開催しています。事務所会議とは,当事務所の所属弁護士に加え,事務局やあさかぜ基金法律事務所運営委員会の委員長らが参加し,経営ノウハウや個別事件処理についての指導や,日常経営問題の協議を行っており,月1回のペースで開催しています。事務所会議ではキャッシュフローデータに基づき,各所属弁護士が,収入・支出の流れの把握に努めており,赴任後の事務所経営のために,経営感覚を養っています。

最後に

当事務所に所属する弁護士は,弁護士過疎地域に赴任し,少しでも質の高い司法サービスが提供できるよう,研鑽を積んでいます。また,事件処理のみならず,事務所会議を通じて経営問題にも取り組んでいます。

今後とも,皆様のご支援,ご協力を賜りますよう,よろしくお願いします。