日中国交正常化共同声明50周年シンポジウム
中国帰国者の残された課題の解決と日中友好の展望を考える
中国残留婦人・孤児は1945年の敗戦時に中国北東部に取り残された女性、子ども達です。
日本政府の帰国政策の遅れにより、残留婦人・孤児が帰国できた時にはすでに高齢となっており、中国で家庭を築いていた方も多くいました。
戦後30年~50年を経てようやく、彼、彼女ら(1世)が帰国する時、配偶者や子ども達(2世)も1世を支えるため日本に来ました。2世の中には終戦直後に生まれ、現在70歳を超えている方も多く、日本語が不自由な中で日本社会で仕事を得て生活していくのは困難で、厳しい状況に置かれています。満足な年金を受け取ることもできません。2世の多くは生活保護に頼らざるを得ないのが実情です。日本社会の中で孤立するケースも少なくありません。本シンポジウムでは、日中国交正常化共同声明50周年にあたる節目の年に、中国帰国者の残された課題であるこの2世問題の解決方法とこれからの日中友好の展望を皆様と一緒に考えたいと思います。
日時 | 2022年(令和4年)9月25日(日)(開場12時30分)13時(開会)~17時(閉会予定) |
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場所 |
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主催 | 九州弁護士会連合会 |
共催 | 日本弁護士連合会 |
申込 | 不要 |
参加費 | 無料 |
内容 |
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資料等 |
- 来所時にはマスクの着用・検温・アルコール消毒にご協力ください。
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